庭の手入れ一覧

春の庭木剪定|常緑樹【タイサンボク】の透かし剪定

春は常緑樹の剪定のもっともよい時期

タイサンボクは、大きなへら状で光沢のある葉で、葉の表が深緑で葉裏が黄土色になっている葉をつけるのが特徴的です。夏、枝の先端に白色で大きな花を咲かせます。成長が早く樹形も乱れやすいため毎年の剪定は欠かせません。なるべく樹形のラインの低い位置の枝で切り樹形を小さく整えていきます。また、葉が大きいため葉の数をそろえてあげるとよりきれいに見えます。

葉先のラインが揃うように剪定する|庭木の手入れ【タイサンボク】

葉先のラインが揃うように剪定する庭木の手入れ【タイサンボク】/茨城県常総市

2021年05月05日

庭木の剪定【春季】モクセイの剪定|茨城県坂東市

3月から4月にかけては、常緑樹や落葉樹、針葉樹を問わず庭木の剪定の適期です。庭木の形を直したり、小さくする場合は、春季に剪定を行います。

刈込剪定によって円柱状に樹形を整える|モクセイの剪定

刈込剪定によって円柱状に樹形を整える|モクセイの剪定

 

2020年03月05日

ヒメシャラの手入れ・剪定|千葉の庭の手入れは古平園へ

ヒメシャラは花や葉がシャラより小さめで、幹肌が赤いのが特徴です。ナツツバキよりも比較的伸びが強く、枝葉が細かく出て混むため中の枝を交互に抜き、幹枝が見えるように剪定をしていきます。枝先を切りつめて小さくするのではなく、枝先を活かして柔らかく、どこで切ったか分からない手入れを心がけます。

庭のメンテナンス(ヒメシャラの手入れ)/千葉県我孫子市

ヒメシャラの手入れ/千葉県我孫子市

千葉県で庭の手入れ・メンテナンスをお考えの方は古平園へ

2019年07月04日

シイノキの手入れ/庭木のメンテナンス

シイノキは生長ははやいですが、寒さに弱いため、秋から冬にかけて枝を切りつめる強剪定を行うと枝枯れをしたり、葉が白く枯れ落ちる心配があります。地域にもよりますが、強剪定をする場合は四月上旬ごろがよく、夏から初秋の時期までに剪定を済ませます。樹形は、自然の樹形を活かして強く伸びる枝や混みあった枝を抜き、枝全体の風通しをよくします。小枝につく葉を3~4枚残して切りつめる剪定手法がありますが、手数がかかるため、枝を間引いて枝先を活かす透かし剪定をします。

庭のメンテナンス(シイノキの手入れ)/千葉県我孫子市

剪定・メンテナンス方法によって庭木の雰囲気が変わる|千葉県我孫子市

千葉県我孫子市で庭の手入れ・メンテナンス古平園へ

2018年11月30日

土浦市の寺院にある黒松・名木の手入れ

南北、東西に約10m程に枝を広げた黒松の名木を手入れしました。本堂の大屋根に、手入れされた樹冠線(木の葉先の輪郭、外観)のやわらかいラインと、濃いグリーンがとても映えます。本堂へ向かう参道にかぶり、参道より見上げると、幹枝の力強さや古葉を取り葉数をそろえられた手入れは見どころの一つとなっています。

土浦市・お寺の庭木手入れ

本堂の大屋根と手入れされた黒松の名木/土浦市

茨城・土浦市でお庭の手入れ・メンテナンスをお考えの際は古平園へ

2018年09月27日

ナツツバキ(シャラノキ)の手入れ/千葉県我孫子市

ナツツバキは、雑木の中でも人気があり、和風、洋風の庭に植えられています。一本立ちの他に株立ち(よせ株のものもある)と呼ばれる根元から数本の幹が生えているものがあります。幹の肌が美しく、夏に咲く白い花が魅力的です。枝は、立ち性で自然の樹形がとても美しく枝先を活かした剪定をします。暑い時期の手入れですので、木が傷まないよう枝を抜きすぎないことが大切です。

庭の手入れ写真、ナツツバキ、シャラノキ

ナツツバキ(シャラ)は枝が上へと伸びるため、その伸び方を活かした手入れをする|千葉県我孫子市

シャラノキの自然風剪定はつくば市の古平園へ

2018年09月17日

庭木の手入れ(ヤマモミジ)/茨城県つくば市

ヤマモミジの良さは、枝先の柔らかい線です。枝先を切りつめてしまえば、本来のヤマモミジの柔らかい線は消えてしまいます。以前は、落葉樹、常緑樹に限らず庭木の手入れは、幹から枝先がどれだけつまっているか(短くなっているか)がよいとされてきました。太い枝を途中で切り、弱い枝でつくりすぎてしまう結果、切り口から徒長枝(一直線に強く伸びる枝)が多く発生し、その徒長枝を毎年同じところで切るため、枝がこぶ状になり、かたい感じの姿になってしまいます。夏のヤマモミジの良さは、日陰になる他に枝先がそよ風で揺れて涼しさを感じさせてくれることです。枝先を活かした手入れが必要であると思います。

庭木の手入れ(モミジ)/茨城県、つくば市、庭、造園、庭師、庭木、植木

もう一手入るように厚く仕上げるのがモミジの夏の手入れ/茨城県つくば市

2018年06月30日

庭木の手入れ(ヤマボウシ)/茨城県取手市

ヤマボウシの剪定は、庭木の中でも難しいとされています。理由としては、葉が枝先にしかなく、枝先を切り詰めて木の輪郭を揃えることができないためです。また伸びも強く、切り過ぎれば徒長枝(一直線に長く伸びる枝)が多く出て、大きく樹形を崩してしまいます。植栽後、「枝先の柔らかさをどれだけ長く保てるか」がヤマボウシをはじめとする落葉樹、雑木の手入れのポイントだと考えています。

庭木の手入れ/茨城、取手市、庭木、手入れ、造園、庭師

植栽後10年以上経過しても自然樹形を保つ手入れ/茨城県取手市

取手市の庭の手入れ・剪定は古平園へお任せください

2018年06月16日

庭木の剪定(モチノキ生垣)/茨城県つくば市

建物を風雨からまもるために植栽されたモチノキの高い生垣。茨城県のつくば市や土浦市、かすみがうら市などの農家の庭には、防風、防火を目的としたモチノキによる生垣をよく見かけます。昔の建物の壁は土や木で出来ており、風雨に弱いためその保護を目的としております。また、この地域では冬場に強い西風が吹き乾燥し、田畑のほこりが舞い上がります。それらから守るのも高生垣の役割です。本来、生垣の刈込はラインから外側に出た枝を切って形を整えるのみでしたが、中に枝が混んでしまい管理が大変でした。中に枝が混むことによって防風、防火の役割を果たしておりますが、最近では土壁の上にサイディング(鉄製、コンクリート製の外壁)を張っているため、生垣の防雨という機能は薄くなっております。そこで、中にも鋏を入れて枝葉の量を少なくすることによって成長を抑えられるほか、管理も楽にすることができます。植えられてから何十年と経過し形づくられた幹の太さや枝ぶりが浮き立ち、庭木として鑑賞できるようになりました。

庭木の剪定9/茨城県、つくば市、庭、庭師、造園

刈込透かしによる剪定技法で幹枝が見えるようになった生垣/茨城県つくば市

2018年03月01日

庭木の剪定(アカマツ)/茨城県つくば市

先代のご主人が、親戚のお宅から譲り受け植栽されたアカマツ。何十年とご主人が剪定をしておりましたが、5年ほど前から当社で剪定をさせていただいております。アカマツらしい伸びやかな枝に仕上がってきました。松くい虫(マツノザイセンチュウ)などでよい姿のアカマツは、だいぶ少なくなってきました。古くからあるこのような庭木を次世代に残すことも、庭師として大切なことだと思います。

庭木の剪定8/茨城、つくば、庭師、庭木、造園

枝ぶりのいいアカマツ/茨城県つくば市

2018年02月24日

庭木の手入れ(クロマツ)/茨城県つくば市

マツの手入れは、手間がかかるとされます。理由には、古い葉を手でむしり取る作業があるためです。必ず古葉を取る必要はなく、「切り透かし」と呼ばれる手法で古葉を残す場合もあります。見た目上の問題で、古葉を全て取り除き葉数を揃える手入れが最高であり、古葉をどの程度残すかによって綺麗さの度合い、手間のかかり方が違います。

庭木の手入れ7/茨城県つくば市、庭

葉数、葉先を揃えた手入れ 書院へと向かう庭門をくぐるとクロマツ燈籠がある/茨城県つくば市

2018年02月18日

庭木の手入れ(チャボヒバ)/茨城県つくばみらい市

当家に昔から植えられている樹高9m近くのチャボヒバ。当家に出入りしていた歴代の庭師によって形づくられ守られてきました。玉散らしに枝が全体に広がっており見事です。

庭木の手入れ(チャボヒバ)/茨城県つくば市、造園、庭師

玉散らしに仕立てられたチャボヒバ。歴史を感じさせる/茨城県つくば市

2018年02月10日

庭木の手入れ(モッコク)/茨城県かすみがうら市

庭木の手入れにおいて、モッコクの手入れは難しいとされています。理由としては、葉が小枝の先に車輪状についており、枝先を葉のある途中のところで切る(切りつめ剪定)ができません。枝の途中で切る「切りつめ剪定」を行っても春には切り口から芽を出しますが、本来のモッコクの枝先の柔らかさを損ないます。葉先を揃え木の輪郭(スカイライン)をだし、かつ、枝ぶりを見せるには熟練した手入れの技能が必要です。

庭木の手入れ(モッコク))/茨城県かすみがうら市、庭、庭木、植木、庭師、造園

樹冠線(スカイライン)と見事な枝ぶり/庭木の手入れ・茨城県かすみがうら市

かすみがうら市の庭の手入れ・庭木の剪定は古平園へ

2018年01月23日

庭木の剪定(チャボヒバ)/茨城県つくば市

この時期は、常緑樹や仕立物の手入れが多くなります。チャボヒバは、本来数年に一度は透かし剪定を行い、小枝を抜いて枯葉を落とす手入れを行いますが、手間がかかるためほとんどの場合刈り込まれております。その刈込も曲がっていたり凸凹であったりと目を引くような刈り込みは近頃見られなくなりました。古平園の刈込みによってつくりだされたラインと左右対称のバランスをどうぞご覧ください。

庭木の剪定(チャボヒバ)/茨城県つくば市、庭、庭木、植木、庭師、造園

刈込の技術によってつくりだされるスカイライン/庭木の剪定・つくば市

2018年01月10日

庭木の剪定(クロマツ)/茨城県つくば市

写真ではわかりませんが、株立ちのクロマツです。まだ枝ができていませんが、年々よくなっています。マツは古葉(去年の葉)を取るため他の木に比べると手間がかかりますが、不揃いに伸びた葉や枝を整列させ、形を整える技術は見事です。

庭木の手入れ(クロマツ)/茨城県つくば市、庭、庭木、植木、庭師、造園

クロマツの剪定/茨城県つくば市

2017年12月30日

庭木の手入れ(イトヒバ)/茨城県つくば市

IMG_26

イトヒバは、枝が細かく手入れをするのに手間がかかる庭木の一つですが、手を入れる(剪定)ことによって庭木の持つ全体の輪郭線(スカイライン)と枝先の糸が垂れるような柔らかさを引き出すことができます。

庭木の手入れ(イトヒバ)/つくば市、庭、庭木、手入れ

枝先のやわらかさを活かす庭木の手入れ(イトヒバ)/茨城県つくば市

 

2017年10月15日庭の手入れのカテゴリー:エリア1|つくば市、