洗い出しのアプローチと砂利敷きで庭をすっきりとリフォーム
「植栽を減らして、なるべく管理のしやすい庭にしてほしい。」というお客様からのご依頼。施工前、庭には芝が植えられていました。芝生は、草取りや芝刈りがあり常に綺麗に維持するのは大変です。建物脇の細長い庭を活かし、庭の動線として既存のテラス、勝手口へとつなぐアプローチガーデンとしました。既存のレンガが数多くあったため、管理のしやすいようにレンガで花壇と砂利止めをつくり砂利敷きとしました。
庭の主木であるハナミズキの下を通りテラスへと結ぶアプローチ
アプローチに曲線をつくりかたい感じの庭とならないように
「植木はなるべく少なく」というのがお客様のご依頼でしたので、植栽で庭に柔らかみをつくることができないため、アプローチになるべく曲線をつくり、かたい感じの庭とならないようにしました。樹高3m程の既存のハナミズキを活かして、ハナミズキ周辺には草花を植えられるスペースをつくりました。アプローチにピンコロ(10cm角の四角い石)で目地をつくり、自然石をところどころに配し単調な感じとならないよう心掛けました。
植栽しない分、アプローチに曲線をつけてかたい表情の庭とならないように
施工前
サイクルポートの屋根からの雨落ち、配管などの制約を受けた敷石のデザイン