本物の竹を使って目隠しを兼ねた庭の外構をつくる
木賊垣(とくさがき)による外構工事のご依頼です。木賊垣とは半分に割った竹を縦に、節が重ならないよう木材で組んだ桟に釘止めして張っていきます。縦に竹を張った様子が、庭などによく植えられるトクサの姿に似ていることから木賊垣の名がつけられました。打付けた釘が一直線に並び見どころの一つとなっております。
今回作らせていただいた木賊垣の高さは約2m。距離は約40mあります。裏側も同じく木賊垣の仕様となっております。高さ、重厚感からして「垣」というよりかは、「塀」であり、「木賊塀」とした方がいいかもしれません。
半分に割った竹を縦に張っていく木賊垣【木賊塀による外構】
打付けた釘が一直線に並ぶのも木賊垣の見どころの一つ
垣と塀の違い
杉木立の中につくられた木賊塀による外構
木賊塀を支えるための控え柱を設置|木賊垣による外構工事・茨城
庭側も木賊張りとなっている|目立たないよう丸柱を使用し、竹の雰囲気と合わせる