庭の手入れ【メンテナンス】作業|庭の管理内容とご依頼方法

庭はつくってからの手入れ・メンテナンス作業が大切

庭は「作庭が四分で維持管理が六分」といわれ、つくるよりも庭をどのように手入れし維持管理するかがとても重要です。庭の手入れ・メンテナンス作業の中には年1~2回の「庭木の手入れ(剪定)作業」、その他に掃除、草取り草刈り、芝刈りや下草の管理などの「日常管理作業」と施肥、病害虫防除、霜除け雪囲いなどの「保護管理作業」があります。
庭には植物が使われます。樹木は年々成長しますし、雑草も生えるため放任すれば無残な姿になってしまいます。庭の管理・メンテナンス作業の中でも、雑草の管理と樹木の成長をコントロールする庭木の手入れ(剪定)は、庭を維持する上で特に重要です。

1年を通した庭の手入れ【メンテナンス】作業内容と時期

1年を通した庭の手入れ(メンテナンス)作業は、庭に使われる植物(庭木、草花、下草などの地被類)を主体に計画されます。
庭の管理における定期的な作業としては、庭木の手入れ(剪定)、施肥、病虫害防除(薬剤の散布)、除草・雑草の管理、芝刈り、掃除、水やり、防寒などがあります。その間に台風などの影響を受けた際などの傷の手当てや支柱かけなどの臨時的な作業があります。

月別の庭の手入れ(メンテナンス)・管理方法/庭木の手入れ(剪定)、病害虫防除、肥料、除草、芝刈りなどの作業時期

1年を通した月別の庭の手入れ(メンテナンス)・管理作業スケジュール

庭の手入れメンテナンス作業の主な作業内容

庭木の手入れ【剪定】
樹木は、庭に植えられて地に根を張ると2~3年後には葉や枝が混んできます。そのまま伸ばし続ければ、例え自然な形の樹木であっても庭木としての形が乱れてしまいます。そこで不要な枝を取りバランスとる「庭木の手入れ(剪定)」作業が必要となります。剪定は、採光や通風を良くし樹木が健全に生育すること、幹枝の成長を調節し樹木の形を保つという目的のほか、特徴を生かし、庭木としての価値をあげることを目的としています。
庭木の消毒
庭木は種類ごとにかかる病気や害虫が違います。病害虫の被害にあうと見た目も悪く、毛虫なども不快です。葉につく病害虫は葉の色が変色したり、落ちたりするので時期によっては発見しやすいですが、枝や幹に入る病害虫は発見しにくいです。発生した場所により葉面散布、幹や枝に薬剤を注入、土の中に薬剤を入れるなどの方法があります。病害虫防除は、庭木が健全に生育するための大切な作業の一つです。
雑草の管理と芝の管理
草一本もなく、きれいに掃き清められた庭はとても気持ちのいいものです。除草作業などの雑草の管理は、庭を維持していくためにとても重要な作業です。雑草の管理は、手で取る他に除草剤を使っての管理方法があります。
また、芝生を綺麗に維持するには除草作業と芝刈りはとても重要な作業です。芝刈りは、4月下旬から10月にかけて3~5回実施されます。
施肥
庭の土は、落ち葉などをきれいに掃くため山林の土とは違い養分の供給がほとんどありません。そのため定期的に肥料を入れる必要があります。肥料やりは行う時期や植物の状態によって、元肥、追肥、寒肥、お礼肥などがあります。
防寒
比較的寒さに弱い庭木に対して防寒(霜よけ)をします。防寒という実用もさることながら、冬は落葉樹に葉がないため、寂しくなりがちな庭における冬の景色として設置されます。稲ワラや縄を使って松の雪吊りや下草を保護するわらボッチ、ソテツなどのわら囲いなどがあります。

庭木の手入れ【剪定】の時期はいつがいい?

庭木の手入れ【剪定】の時期

庭木の手入れ(剪定)は、いつの時期でも作業は行えます。しかし、形を直したい、枝ぶりを小さくしたいなど形を大きく変える、大枝を落とすなど強い剪定を行う際は、剪定の時期を間違えると木が傷み枯れてしまう、花が咲かない可能性があります。そのため、庭木の種類によって剪定の時期を選ぶ必要があります。

春季の手入れ
3~5月頃に庭木の手入れ(剪定)作業を行います。芽を出し、葉が開く前の春季剪定は、常緑樹、落葉樹を問わず庭木にとって最もよい時期となります。強い剪定をしても木の傷みが少ないため、庭木の形を直したい、一回り小さくしたい時は春の時期に手入れを行います。花木類は、花が終わり次第すぐに剪定をします。
夏季の手入れ
6~8月頃に剪定作業を行います。夏の時期は、特に落葉樹は強い剪定を行いません。真直ぐに強く伸びる枝を落とし、通風を良くするため葉量を調整します。常緑樹はやや強い剪定も可能ですが枝を落としすぎると傷みます。「落葉樹は濃く、常緑樹は薄く」が夏の手入れといえます。
秋季の手入れ
9~11月頃に剪定作業を行います。秋の時期は、常緑樹の強い剪定は行いません。冬の寒さで庭木を傷めてしまいます。落葉樹は紅葉時期に入れば強い剪定も可能ですが、枝先を切りつめる剪定をすると硬い表情となるため、枝先を活かした剪定をして紅葉を楽しみます。
冬季の手入れ
12月~2月頃に剪定作業を行います。冬の時期は、落葉樹の剪定が適期となります。葉がないため枝が見えやすく不要な大枝を抜く、庭木の形を直す、枝ぶりを小さくするなどの強い剪定ができます。松などの針葉樹の手入れの適期でもあり、古葉をとる「もみあげ作業」が行われます。常緑樹は秋季に続き強い剪定を行いません。「落葉樹は薄く、常緑樹は濃く」が冬の手入れといえます。

同じ庭であっても手入れをする時期によって仕上がりが違います。そこが庭の手入れの奥深さといえます。

庭木の手入れ(剪定)についての詳しい情報はこちらから

庭のメンテナンス作業についてのご相談・ご依頼方法

庭の手入れ・メンテナンス作業に関するご相談例

  • 庭木・植木の手入れ(剪定)をお願いしたい。
  • 高木(高さのある庭木)の剪定のみお願いしたい。
  • 庭木の枝ぶりを小さくしたい。高さを低くしたい。
  • 芝生の管理(芝刈り)をお願いしたい。
  • 庭の草取り、雑草の管理をお願いしたい。
  • 年間を通して庭を綺麗にしたい。
  • 日常の管理作業(特に草取り)を楽にしたい。
  • 庭木・植木の消毒をお願いしたい。
  • 混みすぎた庭木を整理して管理をしやすくしたい。

など庭の管理作業についてのご相談があります。

〇ご依頼方法

古平園では、「年1~2回の庭の手入れ(メンテナンス)」と1年を通して庭を綺麗に維持する「庭の年間管理」をお受けしております。また、雑草の管理や庭木の整理などのご相談もお受けしております。

年1~2回の庭の手入れ(メンテナンス)
主に庭木の手入れ(剪定)作業となります。庭に芝生があれば芝刈り等の下草の管理、剪定した枝の処分と掃除も合わせて行います。剪定作業を含む管理作業が適切で、庭木としてきちんと形づくられている樹木であればいつの時期でも剪定作業は行えますが、庭木の種類(落葉樹、常緑樹など)、庭木の状態によっては剪定の時期を選ぶ必要もあります。背丈の高い庭木の剪定のみお願いしたい、枝ぶりを小さくしたい、庭木の消毒などのご要望があればお伝えください。
庭の年間管理
年間を通して定期的に庭木の手入れや雑草の管理、掃除、消毒などの管理作業を行います。おおよそ庭の管理作業年間スケジュールに沿って作業が行われます。年間を通してお庭を綺麗に維持したいお客様、企業、施設、マンションなどの植え込み部分の管理など、ご要望、ご予算に合わせた管理をご提案いたします。
その他の管理作業
庭を維持するには除草作業はとても重要です。除草作業といっても時間がなかったり、暑い時期に外に出て草取りをするのはとても大変です。近年では除草作業をはじめとする雑草の管理についてのご相談も増えております。日常の管理を少しでも楽にしたいなどご相談ください。

古平園では和風の庭、洋風の庭にかかわらず、お客様のご要望、お庭に合わせた管理方法をご提案いたします。お見積りは無料です。お気軽にご相談ください。

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